重要ポイント
- 業種とは「提供する料理のジャンル」のことで、和食・洋食・中華・イタリアン・ラーメン・カレー・焼肉・寿司・カフェなどが代表例。業態とは「どのようなスタイルでサービスを提供するか」を指し、レストラン・ファストフード・居酒屋・テイクアウト専門・バーチャルレストランなどに分類される
- 業種と業態を組み合わせることで店舗のコンセプトが定まり、例えば「和食(業種)×テイクアウト専門(業態)」のように自分のビジネスモデルを明確化できる
- 近年はゴーストキッチン・バーチャルレストランなどデリバリー特化の新業態が急成長しており、従来の「業種×業態」の組み合わせの選択肢がさらに広がっている
- 開業前に競合の業種・業態を調査し、差別化ポイントを明確にすることが事業計画書作成とターゲット顧客設定の土台となる
こんにちは!kitchen BASE(キッチンベース)です。
飲食店には様々な業種、業態があります。もちろん、幾つかの業種が混じり合った飲食店、幾つかの業態を持っている飲食店が多いです。そんな中でも人気となっている業種や、ここ最近急上昇している業態もありますので、今回はそんな飲食店を取り巻く環境を徹底解説 していきます!
飲食店の種類とは
ここでは、業態と業種の違いを明らかにすると共に、潰れやすい飲食業界の業種・業態についてもみていきましょう。
業種と業態の違い
業種とは「取り扱う商品」や「業務内容の種類」でビジネスを大まかに分類したものです。飲食店の経営も全体では製造業や建設業と並んで「飲食業」という業種に分類され、さらに飲食業の中でも和食料理やラーメン屋など、さまざまな業種があります。
一方、業態とは商品・サービスを、どのスタイルで提供するかという営業形態の具体的な区分です。例えば飲食業であれば、ファストフードやカフェ・喫茶、バイキングなど、さまざまな業態があります。
端的に言えば「何を売っているのか」で分類されるのが業種で、「どのように売っているのか」で分類されるのが業態です。
日本で1番多い飲食業界の業種・業態は?
日本で最も多い飲食店の業種や業態は、ラーメン屋や喫茶店・カフェ、居酒屋、定食屋、ファミリーレストランなどです。
ラーメン屋は、お客さまも手軽に食べられ、スープや麺でバリエーションを増やせるため、日本全国でも非常に多く存在します。
カフェや喫茶店は小規模開業がしやすく、非常に人気のある業態です。近年は仕事や勉強の場としても広がりを見せており、軽食やスイーツが楽しめる店も増えています。
飲食業界で潰れやすい業種・業態は?
飲食業界は1年以内の廃業率が約3割、10年以内の廃業率が約9割といわれる厳しい世界です。数多く存在するラーメン屋や喫茶店・カフェ、居酒屋などは、同時に潰れやすいともいえます。また、高級路線のフレンチやイタリアンも固定客がつくまでは集客が難しく、材料費(原価)も高いため、利益を出せずに閉店することが多いです。
【飲食店のジャンル分け】業種一覧
まずは飲食店の業種を一覧で見ていきましょう。こちらでほぼ網羅できているのではないか、と思います。実際にどのような飲食店を提供するのか、で客層も提供するメニューの金額も大きく変化していきます。
フランス料理
フランス料理とはその名の通り、フランスで発祥した料理のことを言います。世界三大料理の一つに数えられるほど有名な料理になります。またフランス料理の中でも地域によって大きく顔を変えます。価格帯は中〜高単価。レストランなどであれば、フルコースで提供され、給仕も専門の知識を持ったスタッフが行います。またビストロという大衆料理店もこれにあたります。
創作料理
創作料理とは、既存のレシピにとらわれない自分で考えたオリジナルのメニューを提供する形のことを言います。基礎として様々な料理を踏襲しながらも、自らのアイデアで新しい料理を生み出した料理のことを言います。色々な業種から派生しています。
アメリカ料理
アメリカは諸外国と先住民からなる多国籍文化なので、定義が難しくなりますが、コマーシャルなどで大々的に取り上げられ、ポピュラーになっているそれのことを指します。わかりやすい例であげると、ハンバーガーやポップコーンなどがそれに当たるとされています。
ドイツ料理
ドイツ料理は、風土的に食材が不足しがちであるために工夫されたものが多いです。代表的なもので馴染みがあるものなら、ソーセージなどです。また、じゃがいもを使った料理が一般的とされています。
スペイン料理
スペイン料理は山の幸、海の幸を活かした料理です。し かしながら地域によって風土、気候が大きく変わることから、スペイン料理といっても一括りにはできません。その上各家庭で料理の味が変化すると言われていて、その家庭ごとに異なるレシピが用意されていると言われています。
中華料理
中華料理は世界三大料理に挙げられるほど、有名な料理です。中華料理と言ってもさまざまな地域によって特色が大きく分かれており、味も調理方法もさまざまです。日本における中華料理は、日本人の味の好みに合わせてアレンジが施されているものがほとんどです。
和食
日本固有の文化とも言える和食です。日本料理ともいいます。狭義の意味では、精進料理や懐石料理などを指すことが多く、日本の季節の食材を使用した料理が多いと言われています。
韓国料理
韓国料理は野菜を多用した料理が多いと言われています。それだけでなく特徴的なのが、スープを多用していると言われている点です。また、韓国ブームの影響もあり日本にも馴染みが深い文化といえます。
インド料理
インド料理は、スパイスを多用した本格的なカレーやタンドール料理で、日本でも都市部を中心に根強い人気があります。多くの店舗が低原価・高回転のランチ営業で利益を確保しており、ナンやカレーは大量仕込みができるため、効率的な厨房運営が可能になります。
メキシコ料理
メキシコ料理は、タコスやブリトー、チリコンカンなど、トウモロコシや豆、唐辛子を中心とした料理です。タコスなどは簡単な調理で提供できるため回転率が高く、メキシコビールやテキーラなどドリンクでの利益確保がしやすいという特徴があります。
ラーメン
ラーメンは中華麺とスープを合わせたもので、日本でアレンジが加えられた中華料理と呼ばれるカテゴリと言われています。その地域独特の名前もついており、街中でも見かけることが多いのではないでしょうか?
焼き鳥
夜、焼き鳥屋を目にすることは多いのではないでしょうか?比較的安価でなおかつ酒類と一緒に提供されることが多い料理です。今ではコンビニでも購入ができ、日本人に馴染みの深い料理となっています。海外で紹介される際も「yakitori」とそのまま呼ばれることが多いです。
エスニック料理
エスニック料理とは、直訳すると「民族料理」となります。しかし、日本で定着している言葉としてはタイや東南アジア近辺の香辛料を使用した料理のことを指します。辛味があり、独特な味をしているので、ハマる人が増えています。
ワイン酒場
ここ最近増えてきているのが、ワイン酒場です。ワインを中心に、ワインに合う料理を提供するのが一般的です。提供する料理はさまざまで、和食やおでんなどをメインにアレンジし提供したりし、お客様の心をつかんでいます。

